ひょんなことから
「滝沢社長はラウールを高く評価しているが、ラウールはそこまで逸材なのか?」
という声を聞いて黙っていられないひるねこです。
ラウールは逸材ですよ。
スタイルやダンスだけではありません。彼のハートが凄いんです。ラウールには16歳とは思えない覚悟があります。
滝沢社長の秘蔵っ子、SnowManラウールの凄さ
その他大勢のチビジュの1人だったラウールが、なぜ滝沢社長の目に留まり、ジャニーズ Jr.のトップグループであるSnowManに抜擢されたのでしょうか?
2017年のラウール
先日、Sexy Zoneの2017年サマパラの映像を見ました。
セクゾ、中島健人くんのステージのバックにつくSnowMan…そのさらに後ろに沢山のちびっこJr.の中に、14歳のラウールはいました!
小さな子の中でラウールは、やはり身長が高く目立っています。
この時のラウールはダンスのキレもありますが、ひとつひとつの動きが綺麗です。そして、口をすごく大きくあけて表情豊かに歌っているのが印象的です。
しかし、飛び抜けて惹きつけられるものがあるわけでもなく、残念ながら「たくさんの中の1人」にしか見えないです。
ここから、ラウールを選んだ滝沢くんは、彼の中に何を見たのでしょう?
2018年のラウール
週刊ザテレビジョンの連続インタビュー企画「令和Jr.維新#15ラウール」には、SnowMan加入のいきさつやラウールの心情が赤裸々に書かれています。
小さな頃からヒップホップダンスでは高い才能を評価されていたラウールは、ジャニーズに入ってもすぐに目立つ存在になれると思っていたフシがあります。
しかし…ジャニーズJr.は多彩な才能の宝庫。目立つ子は他にたくさんいました。
ラウールは
「やるなら1番を目指す!」
と頑張ってはいたものの、なかなか同年代の1番にはなれず、悔しい時期もあったといいます。
2018年7月に「少年忍者」のメンバーに選ばれたラウールは仲間の熱量に圧倒されて切磋琢磨する環境に感化されて意識が変わったといいます。
「いくら技術が高くても人目をひく人にはかなわない」
「アイドル性ってものに気づいた」
「頑張るのは当たり前…自分を磨いていかないとダメだ」
と、15歳のラウールは考えます。
おそらくこの意識の変化が、滝沢くんの目に留まったのでしょう。
三者面談ジャニーさん+滝沢くん+ラウール
その頃、ラウールはジャニーさんと滝沢くんに呼ばれて、SnowMan加入の打診をされたといいます。ジャニーさんと滝沢くん…このふたりとちゃんと話すのは、この時が初めてだったとか…。
あまりにも急な「SnowMan加入の打診」に意味がわからず、混乱したそうですよ。
そりゃそうだ!
入所3年目でようやく「アイドルとは何か」を考えはじめた中学生と、Jr.歴10年以上で、第一線で活躍する職人集団SnowManに接点はないですもんね。
それでも、なんとか状況を理解して
「自分がSnowManに似合うなら挑戦してみたい」
と答えるラウールに、ジャニーさんは
「挑戦じゃないよ。戦う1人になるんだよ」
とおっしゃったそうです。
全員が20代半ばのSnowManにはもう猶予がないわけで「挑戦」なんて悠長なことはしていられないということです。
しかし、まだ中3のラウールには大きすぎる話でした。
もちろん、内容は超極秘事項です。
誰にも相談できないという辛さもありました。
「自分がSnowManに似合うかどうか」
「ちっちゃい子の中に紛れていた自分にその価値があるのか」
「同年代の中にいた方がいいんじゃないか」
それでも、ジャニーさん滝沢くんとの面談を重ねるうちに、自分の可能性を信じてくれたふたりの言葉が胸に刺さり
「やります」
という決断にたどり着いたのだそうです。
ラウールの決断
ラウールのこの言葉…
15歳の決断の重さを感じて震えます。
決意の強さは相当だった。
こうして思い出すと、その時の感情がもう破壊的過ぎて(笑)。
こんなの味わったことあるの、俺だけじゃないかってくらい(笑)
全て “やるしかない” で収めてきたけど、本当は収めきれてなかったと思う。
令和Jr.維新#15ラウールより
このインタビューの時期は16歳の誕生日を迎えた頃だったというから、今年の6月末頃ですね。
ここまでに、ラウールは高校進学、滝沢歌舞伎出演、TGCのランウェイを歩く(1人仕事)など、環境の激変の中、怒涛のスケジュールをこなしています。
外から見ているだけのひるねこには
「ラウールすごい、メンタルが強い!」
「やっぱり才能があるんだな」
くらいの感想しかなかったですが、インタビューを読んで、彼の内面では壮絶な葛藤があったことがわかりました。
環境の激変に情緒不安定になり、滝沢歌舞伎の公演中は1日に何度も泣いていたそうです。
自分がそういうメンタルの持ち主だと思ってもみなかったからビックリしたね。
ここまで積み重なった変化、押し殺してた感情が爆発しちゃったのかなぁ。
その涙を受け入れて寄り添い助けてくれたのが、SnowManのメンバーと滝沢くんだったといいます。
居てくれるだけでいい
何かのインタビューで←何だったかは思い出せない…すみません(TT)…深澤辰哉くんが
「ラウールがSnowManに入るのは僕が嵐に入るようなもの。よく決断してくれた。だからラウールは、そこに居てくれるだけでいいんだ」
という話をしていました。
また、公演中の舞台「少年たち」で渡辺翔太くんが読んだお手紙には
「ラウール、康二、目黒、改めてSnowManに入ってくれてありがとう。
そして3人を悪く言う人がもしいたら、僕は許しません」
というフレーズがありました。
あまり、こういう事を言葉にしないイメージがあるしょっぴーが3人を守ると発言をしているのが印象的でした。
3人の決断を受け入れて、全力で守っているマンズ兄さんが素敵です。
俺だから乗り越えられた
ラウールが逸材だという理由は…
もちろんパフォーマンスのスキルの高さも飛び抜けていますが、1番は心のあり方だと思うんです。
またまた「令和Jr.維新」からの抜粋です。
泣いて乗り越えて自信がついた今だから言えるけど、この半年…俺じゃなきゃ無理だよって言いたい(笑)
そう、それ!
この特殊な状況を…ラウールだから乗り越えられたんだと思います。
ジャニーさんと滝沢くんからSnowMan加入の打診が来て、ごく短期間でラウールをとりまく環境は激変しました。
SnowManの一員として、レベルの高いパフォーマンスが要求されて、それになんとか応えようと必死で頑張りました。
最初はファンの視線も温かいものばかりではなかったでしょう。普通ならプレッシャーに潰されてしまいますよね。
しかしラウールはとてもしなやかな心を持っていると思います。
頑なに一人で戦おうとせずに、自分の弱さを素直に見せて、メンバーをはじめ、たくさんの人の支えで乗り越えました。
なかなか出来ることではないと思います。
周りの人が本気で支えたくなるくらい、ラウール自身も努力したということですよね。
ラウールの凄さは、仲間から愛される力や、周りの人が支えたくなる魅力にもあるのではないでしょうか?
SnowManの一員として花開く
「少年たち」での田中樹くんのお手紙に
「目黒、ラウール、康二くんは、大変なことがたくさんあると思います。けど、堂々としている3人に、僕は感動すら覚えています。さすがSnowManのメンバーだと思い知らされました」
とあります。
SixTONESの樹くんから見ても、新加入の3人は頑張っているのですね。
そしてラウールは
自信を持って、アイドルとしてのスキルを上げて、堂々と、SnowManの顔になれるように頑張る。
その重みは周りの支えが強すぎて、あまりプレッシャーにも感じかないできたけど、自覚はあるよ。
令和Jr.維新#15ラウールより
と言っています。
ラウールの才能はSnowManだからこそ花開くのかもしれませんね。
実力のあるマンズ兄さんたちが、ラウールを支えてその才能を、花火のように打ち上げる…
そして、ラウールは打ち上げの衝撃にちゃんと耐えられる強さを持っているんです。
これからのSnowManとラウールの変化は見逃せないです。
ラウールの凄さまとめ
というわけでラウールの凄さは…
- パフォーマンスのスキルの高さだけにあるのではない
- この1年の環境の激変に耐え抜いた、そのメンタルのしなやかさが凄い!
- 自分の弱さを隠さず、メンバーに愛され、助けてもらうのか凄い!
これからSnowManとラウールはまだまだ大きくなると思います。
絶対に見逃せないですね!