今日(12月16日)発売の新アルバム『Fab! -Music speaks.-』はHey!Say!JUMPと楽曲提供をしてくださったアーティストさんの想いが詰まった名曲ばかりです。
その中でも『ナイモノネダリ』は聴けば必ず涙が出る、エモすぎる曲。
今朝YouTubeにアップされたアコースティックバージョンも心にしみましたね。(;ω;)
Hey!Say!JUMP『ナイモノネダリ』
・作詞・作曲:橋口洋平
・編曲:wacci
ピーターパンのヒロイン、ウェンディの結婚前夜をモチーフに作られた曲です。
結婚という人生の大イベントの前夜。
このシチュエーションだけできっとほとんどの女性は感情移入できてしまいます。
未婚の方は今まで付き合った人に思いを馳せ、これから出会うパートナーや自分の未來を想像したり…
既婚の方は自分の結婚前夜を思い出したり…
『ナイモノネダリ』のプロモーションビデオでは、女優奈緒さんの演技が瑞々しくて心に響くんですよね〜!↓↓
しかし、それだけじゃない。
この曲はトップアイドルのHey!Say!JUMPが歌うからこそエモいんです。
今朝、JUMPが優しく歌あげるアコースティックバージョンを観てそう思いました。
JUMPが歌う『ナイモノネダリ』のエモさ
ウェンディーの結婚前夜を歌った『ナイモノネダリ』…私たちはウェンディ目線でこの曲を聴き心を揺すぶられます。
ところでこの曲を別のアーティストが歌ってもこんなエモいでしょうか?
『ナイモノネダリ』はHey!Say!JUMPが歌うからこそ胸に響くのだと思います。
それは、Hey!Say!JUMPがピーターパンだから…
幼い頃からジャニーズのアイドルとして生きてきたHey!Say!JUMPが、ネバーランドで生きる永遠の少年ピーターパンと重なるからです。
Hey!Say!JUMPとピーターパン
JUMPのデビューは2007年。
当時中学生や高校生だった彼らは、同年代の人たちが普通に経験する青春と引き換えに、アイドルとして生きることを選びました。
スキャンダルはご法度の世界。
恋愛はもちろん、例えば、お酒を飲んでハメを外すことも許されないのです。
キラキラの光を浴びて屈託のない美しい笑顔を見せるアイドル…。
しかし実はアイドルって孤独なのかもしれないですね。
愛のかわりに 自由手にして
明るく見えて 実は孤独で
自分で望んだ人生だとはいうものの、普通の生き方を夢見たこともあったんじゃないのかな?
夢に溺れず 未来見据えて
空も飛ばずに 地に足つけて
そんな風に生きている自分を想像したことが、JUMPにもきっとあったと思うんですよね。
そして私たちファンは、アイドルの影の部分を心のどこかで理解しています。だから余計に、彼らが屈託なく笑う姿を見ると愛おしくてたまらなくなるのかもしれません。
そしてさらに応援したくなるのです。
私はそんなあなたの影を
抱きしめてあげたい
そう思った
まさにそんな気持ちですよね。
私たちファンは
「JUMPが大好き!」
「JUMPを愛してる!」
と言いながらも、実生活では恋愛もするし、結婚もします。
だけどJUMPには
「恋愛なんかして欲しくない」
「ずっとアイドルでいて欲しい」
と思ってしまいます。
JUMPにはずっと、キラキラで綺麗で可愛いアイドルでいて欲しい…ピーターパンでいて欲しいんですよね。
ピーターパンの笑顔
ところで…
ウェンディの結婚前夜、ピーターパンはどんな気持ちだったのでしょう?
一人だけ大人になっちゃったウェンディを見てどう思ったかな?
そして…
例えば同級生から結婚の報告を聞いたJUMPはどう思うんだろう?
甥っ子や姪っ子を抱っこしながら何を思うだろう?
きっと少しだけ「寂しさ」を感じるのではないかな?
それでも、とびきりの笑顔を浮かべて友達を祝福したり甥っ子を可愛がったりするのでしょう。
そう考えるとアイドルの笑顔って尊いなぁ。
『ナイモノネダリ』のアコースティックバージョンでのJUMPの笑顔があまりにも綺麗なので…
私たちは、このピーターパン達の笑顔に泣かされるんですね。
まとめ|『ナイモノネダリ』はJUMPが歌うからこそエモい
今朝YouTubeでアップされたアコースティックバージョンの『ナイモノネダリ』を観て、何故こんなに涙がでるのか考えました。
この曲は「ウェンディの結婚前夜」という女性なら誰でも共感しやすいシチュエーションを、ピーターパンとリンクするHey!Say!JUMPが歌うから泣けちゃうんですね。
ところで今回のアルバム『Fab! -Music speaks.-』のコンセプトは音楽×童話。
ピーターパンとリンクするJUMPと童話は非常に親和性が高いです。アルバムが素晴らしいのも納得ですよね。
このコンセプトを発案した伊野尾くんはやはり切れ者です♡←私は伊野尾担です!