前回、もしもシリーズ『Hey!Say!JUMPと雨の日デート』をアップしました。
降りしきる雨の中、妄想が炸裂し…JUMPくんたちとの9通りの雨の日のデートを書いたのですが…ひとりだけ、ハッピーではないことになってしまったメンバーが居て…。
もしもシリーズ…おまけ。中島裕翔と雨の日の恋を楽しもう!
そうなんです!ヒゲ島さんだけ…大雨の中で破局という壮絶なシチュエーションになってしまったのです (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)←雨を歌ったゆーてぃのソロ曲『Waiting forthe rain』を聴きながら書いていたらあんなことになってました…
ホントに裕翔くんファンの皆さまに申し訳なかったと思いまして…今日はリベンジさせていただきます!
BGMは嵐の二宮和也さんの『虹』と『それはやっぱり君でした』でお願いします(*^ω^*)
もしも…裕翔くんと雨上がりの土手で仲直りできたら?
裕翔くんは小さな喧嘩をするとフイと家を出て行く癖がある。
きっと不機嫌な顔を見せたくないのだ。家を出て、コンビニでブラックの缶コーヒーを買って、すぐそばの土手に座って河川敷の少年野球の練習を見ながら気持ちを落ち着けて帰ってくる。
全て部屋の窓から見えるから、裕翔くんのルーティンはお見通しだ。
その日もたわいない口喧嘩から、フイと部屋から居なくなった裕翔くん。雨の上がった歩道をコンビニに向かって歩いて行くのが見えたので、先回りして土手で待つことにする。
足の長い裕翔くんは歩くのが速い。コンビニのレジが混んでるといいなぁ…なんて考えながら水溜まりを飛び越えて猛ダッシュ!なんとか先に土手に着き、息を整えて…何食わぬ顔で裕翔くんを待つ。
あ、来た来た!
コンビニの袋をぶら下げて少し肩を落とし、うつむき加減で歩く裕翔くん…雨上がりの夕陽を浴びて…やっぱりカッコいいな。
ぼんやり見惚れている私に気づいた裕翔くんは、なんだか子どもみたいに口を尖らせて横を向く。これ、少し拗ねた時の癖だ。可愛いなぁ…つい笑ってしまう。
『ゴメンね』
そう声をかけると尖った口で、横を向いたままの裕翔くんが言う。
裕翔『じゃあ、こっち来て…』
『ん?』
少し近づくとグイッと肩を寄せられる。
裕翔『ほら、見て。影が一つになってる…』
ホントだ…二人の影がギュって重なっているね。裕翔くんの香りに包まれて幸せに浸っていると、綺麗な笑顔が…少しだけ口を尖らせて近づいて来る。
優しく笑うきみが
この時間が空間が
泣きたくなるくらい
一番大事なものだよ
( 二宮和也「虹」より)
もしも…裕翔くんと虹の下で再会したら?
一年前に雨の日に、写真展を見たあとに君と別れて…だけどまだ、君を忘れられない。
あの頃、なんでも真面目に難しく考える悪い癖があって、君への気持ちを自分で複雑にしていたんだ。今ならわかる。もっとわかりやすく、もっと簡単に “好きだよ” って…ただ伝えればよかったんだよね。
君が居なくなってから自炊を始めたよ。なんだかキミが好きだった物ばかり作ってる。上手く出来たら君に食べてもらえるような気がしてさ。
…そんなことを考えながら、サラサラふる雨の中を歩いていたら、一年前のあの場所に来ていた。また今年もあの写真展をやっているんだね。
大好きな写真家さんの作品が並んでいるのに、あの日の君の寂しそうな顔ばかり浮かんで全然ダメだ…。
雨が止んだみたいだな。そろそろ帰ろうか。
裕翔『…!』
外に出ると目の前に驚いた顔のキミが居た。
裕翔『……会いたかった…!』
泣いているような笑っているようなキミに駆け寄り思わず抱きしめる。
あ、虹が出てるよ…!
優しく笑う君があの時間が空間が
泣きたくなるくらい一番大事なものだよ。
なんて言ってた頃は言えなかった。
…どうして言えなかったかな?
見上げた先のものより、君は君は…
今なら言える。
虹より君はキレイだ…。
( 二宮和也「それはやっぱり君でした」より)
二宮くんのソロ曲が好き
ひるねこは二宮くんのソロ曲が好きです。
きっかけは二宮くんがラジオ番組で披露してくれたHey!Say!JUMPの『AinoArika』のカバーバージョンを聴いたこと。ピアノの弾き語りに編曲されているのですが、JUMPの壮大なオーケストラバージョンとはまた違って、とても素敵でそれ以来二宮くんの声が大好きです。
特に『虹』とそのアンサーソングと言われる『それはやっぱり君でした』がとてもよくて…!
この2曲は同時再生をすると歌詞がシンクロしてとても意味深になるらしいですよ。2曲の歌詞を深く解釈しているサイトもたくさんありますね。興味のある方はぜひ探して見てください♡