【避難所体験記】警戒レベルって何?避難のタイミングや持ち物は?

2019年10月12日、関東から東北に大きな被害をもたらした台風19号。私の地域でも警戒レベル5まで発令されて、恐怖を感じました。

我が家のそばには川があり、氾濫の危険があったので、生まれて初めて避難したのですが、避難のタイミングや持ち物など、迷う事がたくさんありました。

今回実際に避難所で体験した事を書いてみますね。次に災害があった時にこの体験記が少しでも、参考になれば嬉しいです。

 

避難のタイミングと場所を見極めよう!

今回の台風では、気象庁が上陸日の3日前に、警戒を呼びかける緊急会見を開きました。

異例の会見は、私たちに台風に備える十分な時間を与えてくれました。

また「気象庁が異例な会見を開くほど大きな台風が来るんだ」という心構えも持たせてくれたと思います。

私の住む市には大きな河川があり、我が家のすぐ近くにも川が流れています。

「そんな大きな台風がきたら氾濫するかも…」という恐怖も十分感じました。

私も食品や飲み物を買いに走ったり、ガラスの飛散防止に養生テープを窓に貼ったりして備えました。

そして10月12日です。

私の住んでいる市では午前10時30分ごろに警戒レベル3が発令されました。

 

警戒レベルって何?

警戒レベルって何?

ものしりねこ
ものしりねこ

災害の危険度やとるべき行動を直感的にわかるように数字で示しているんだよ。

今まで警戒レベルについては、うやむやな認識しかなかったのですが、今回ようやくわかりました。

警戒レベルは5段階。災害の危険度を住民が直感的に理解し、避難行動をできるように気象庁や自治体が発表する情報です。

警戒レベル1.2

警戒レベル1、2は気象庁が発表します。

警戒レベル1→災害への心構えを高める

警戒レベル2→避難行動を確認

備蓄品の確認やバザーマップを見て避難場所の確認をしたりするのがこのレベルです。

警戒レベル3

警戒レベル3→避難準備・高齢者等避難開始

  • 移動に時間のかかるお年寄りや小さなお子さんがいる世帯は避難を始めましょう。
  • それ以外の方は避難の準備をしましょう。
  • 準備ができ次第避難しましょう。

レベル3からは自治体が発令します。スマホにサイレン音が鳴り響きびっくりしますよね。

しかし体感的にはまだ余裕があります。

警戒レベル4

警戒レベル4→避難勧告・全員避難

この頃は雨風強く、すでに動くのは困難な状況です。

できれば警戒レベル4が発令される前に、最善な場所へ移動しておきたいものですね。

警戒レベル5

警戒レベル5→避難指示・すでに災害が発生している状態

警戒レベル5が発令されたら、極めて危険な状況だと理解した方が良いです。ここからの避難には生死が関わります。命が大切ならレベル5が発令される前に避難するべきです。

 

避難のタイミングはレベル3と4の間です

 

あおめねこ
あおめねこ

避難のタイミングっていつかなぁ?

 

ものしりねこ
ものしりねこ

避難するならレベル4までには動いたほうがいいね。

今回は我が家はレベル3で避難の準備を始めました。荷物をリュックに詰めたり、おにぎりを作ったり…。

家族と相談して「レベル4」が発令されたタイミングで避難所へ行こうと決めていたのですが、正直それでは遅かったですね。

実際は近所のママ友と情報交換する中で

  • 河川の水位が上がっている
  • 隣の市にはレベル4が発令された

と知り、準備ができ次第すぐに避難しました。

これ、大正解だったと思います。

まだ冠水している場所はなく安全に移動できたうえに、渋滞もなく、避難所の駐車場も使えて、さらに避難所では隅のスペースが取れましたから。避難所では四隅や壁沿いの場所から埋まります。真ん中は落ち着かないですからね。

何より、レベル4まで待っていたら風雨が強まり移動は困難になっていたと思います。

しかも「レベル4のタイミングで…」と考えた人が多かったらしく、この段階では避難所に入るのにずいぶん混み合っていました。みなさんびしょびしょに濡れて疲れきった表情でしたよ。

断言します!

避難をするタイミングはレベル3と4の間です。

高齢者や乳幼児のいる家庭は絶対にレベル3が発令されたタイミングで避難するべきです。

 

避難場所は吟味して!

 

あおめねこ
あおめねこ

我が家は高台なんだけど避難は必要なの?

 

ものしりねこ
ものしりねこ

災害の種類や状況は見極めないと……自宅よりも低地の避難所に行っても意味がないよ。一番安全な場所に行くのが避難だよ。

レベル3〜5で「避難勧告」や「避難指示」という言葉がでてきます。

この「避難」は「より安全な場所へ行く」という意味で、必ずしも「避難所」へ行く必要はないのだそうです。

自宅が高台にあるのに、わざわざ低地の避難所に行く必要はないし、他県の実家や友人宅にあらかじめ身を寄せるのも良いですよね。

自宅が頑丈でそばには川や水路がなければ、自宅の二階で待機というのも正解だと思います。

私の市では、避難場所として開設されていた小学校が近くの水路が溢れたために途中で閉鎖されてしまいました。

そこに避難していた方は、別の避難所へ移動することになったようです。

災害の種類や環境に応じて、避難するかしないか…どこに避難するのか、ハザードマップを見ながら警戒レベル2の段階で吟味しておくと良さそうですね。

 

避難所へ持っていくものは?

 

なぜなにねこ
なぜなにねこ

避難所には何を持っていけばいいかな?

 

ものしりねこ
ものしりねこ

食べ物、飲み物はできるだけ自分で用意しないとね。

避難所には、水、アルファ化米、毛布などが用意されていました。

しかし、これはやむおえず、準備したものでは足りない場合にだけお世話になるとして、必要なものは自分で用意するのが基本ですよね。台風での避難は前もって準備する時間があるのですから…。

【食べ物、飲み物】

私は簡単に食べられて洗い物も出ないおにぎり、パンを持って行きました。チョコやスナック菓子、ガムなど、好きなお菓子も持ち込むと、不安な気持ちが少し和らぎます。

お茶や水、スポーツドリンクなど好みの飲み物も用意しました。もちろんアルコール類は持ち込み禁止ですよ。

【スマホ、モバイルバッテリー】

もちろんスマホは必需品。モバイルバッテリーもフル充電で用意しておけば安心です。

【退屈をしのげるもの】

避難所ではする事がないので退屈します。バッテリーやWi-Fiがなくても楽しめる漫画や雑誌があれば良かったと思いました。学生さんなら勉強道具なんかがあるといいですね。

【敷物】

避難所では敷物を敷いた場所が自分たちの居場所になります。柔らかい敷物があると疲れたら横になれます。私は持ち運びも簡単なヨガマットを持っていきました。

ピクニックシートも持っていきましたが、スペース確保以外には役にたちませんでしたね。もっと柔らかいものがいいです。

今回の体験で、人数分の寝袋を用意しておくといいと思いました。寝袋を開いて敷物にして、疲れたらそのまま眠れますから。

【タオル、バスタオル】

タオルやバスタオルは何枚かあるといいですね。汗を拭いたり枕にしたり…自分の家の柔軟剤の香りに包まれるだけでリラックスしますよ。

【貴重品、現金など】

私は家が流されるという最悪なシナリオも想定して、貴重品や現金も持って来ました。

その他、着替えや、歯ブラシ、化粧品などを持って行きましたが、使いませんでした。←12時間ほどの滞在時間でした

避難場所は中学校の体育館だったので、パイプ椅子やスリッパは借りられました。←椅子に座ったり床に座ったり寝そべったり…体勢を変えないと疲れます!

一応トイレットペーパーやティッシュペーパーを持参しましたが、用意されていたもので十分足りました。

真夏ではないですが、避難所は湿度や人の熱気で少し動くと汗がでます。香りの良い汗拭きシートがあると快適かもしれません。←何故か高3の息子がいい匂いの汗拭きシートを持っていて大活躍しました

好きな食べ物やリラックス出来る物を何か持っていくと、不安な気持ちが和らぎますね。

もちろんゴミは各自で持ち帰りですよ。

それから…「ブレーカーを下ろして避難した?」とみんなに聞かれましたが…すみません、忘れました!

火災防止に避難の際はブレーカーを下ろした方がいいそうです。冷蔵庫の食材は死にますが…。

 

情報があれば安心

 

めがねねこ
めがねねこ

避難所の体育館にはテレビがなかったけれど、SNSで仲間と情報を共有していたわ。

 

ものしりねこ
ものしりねこ

インターネットの情報を鵜吞みにすることは危険だけれど、誰かとつながっていると安心感はあるよね。スマホとモバイルバッテリーは必需品だね。

地域の細かい情報を得るには自治体のホームページやSNSが役に立ちました。

 

LINEで情報交換

私は今回友だちとLINEで連絡を取り合って避難所へ行く事を決めました。避難所へ行っても、友だち家族が一緒だったので心強かったし、退屈もしないですみました。

避難所にはテレビがなかったので、情報な主にSNSで得ました。幾つかのグループLINEで、それぞれ知っている情報を共有し合いました。

情報を共有して、お互いに励ましの言葉を掛け合うだけで心強かったです。

Twitterは諸刃の剣

地域の細かい情報はTwitterがとても役に立ちました。家の外の状況を写真に撮って呟いてくださる方がいて、市内の冠水の状況などがよくわかりました。

しかし、川の氾濫情報などはあやふやな情報が多かったですね。

以前の災害の氾濫画像を貼って呟いている方なんかもいて、悪意はないのかもしれませんが、惑わされました。

SNSの情報は鵜呑みにしてはいけないという事ですよね。

まとめ、避難は早めにフットワーク軽く!

今回、あれだけ関東地方への被害を警告されていたにもかかわらず、自宅で過ごされた方が多かったのに驚きました。

我が家も結果的に被害はなかったのですが、自然災害は何があるかわからないです。今後も災害時にはその都度、よく考えて行動したいと思います。

今回の台風でレベル4やレベル5が発令された時、私は避難所にいました。

体育館も揺れるほどの風や、校庭が湖に見えるほどの雨に怯えましたが、友だちだけでなく、避難所のみなさんが一緒だったので、随分恐怖は和らいだと思います。

自宅で川の氾濫を心配しながらレベル5の警報が発令されたら、かなり怖かったと思います。

避難所では市の職員さんが、とても親切に気持ちのいい対応をしてくださいました。我が家が避難した体育館ではテレビに映るような、ぎゅうぎゅう詰めではなくて、グループや家族ごとにゆったりとしたスペースを取る事ができました。

もっと避難所の敷居が下がり、みんなが早めにフットワーク軽く避難出来れば…避難所への移動中の事故や、自衛隊消防隊への救助要請も最小限に減るのかもしれませんね。

最後に、今回の台風で被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。一日も早くいつもの生活に戻れますように…!

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