【知念の宝物】やまゆと雪解けコンサート「Live with me」とは？

以前、公式ブログ「ちねぺ」に、東京ドームでのコンサート「Live with me」のDVDを “宝物” だと記した知念くん。コロナ禍でのFC動画でも「今につながっていると感じる作品」だと語っている。

また、有岡くんは雑誌のインタビュー（「オリ☆スタ」2013年12月30日号）で、このコンサートのリード曲「Ride With Me」を「第二のデビュー曲だと思っている」と述べた。

「Live with me」は、ファンにとっても特別なディスクだ。

アンコール「AinoArika」のエモすぎるパフォーマンス！やまゆとの笑顔に幸福をかみしめたファンは多いことだろう。

この記事では、Hey!Say!JUMPのお宝ディスク 「Live with me in TOKYO DOME」を深掘りしてみよう。

「Live with me in TOKYO DOME」とは

「Live with me」は、知念くんの宝物

コロナ禍に公開されたHey!Say!JUMP FC動画の「お題に沿ったものを持ってこいゲーム」中で、「Hey!Say!JUMPと言えば…」というお題に、知念くんはこのDVDを持ってきてくれた。

そう話す知念くんの話を聞きながら、「うんうん」とうなづくメンバーの表情もエモかった。

「Ride With Me」は第二のデビュー曲

表題曲の「Ride With Me」を、

という大ちゃん。

まさにその通りだと思う。

2013年12月25日にリリースされた「Ride With Me」は、メンバー全員が20歳になったタイミングで世に放たれた。s**t kingz（シットキングス）さんが振り付けした、キレッキレのダンスナンバーだ。

Hey!Say!JUMPはこの楽曲を境に、メンバーが自ら主体的に考える、大人のアイドルグループに進化していく。そして、新曲を発表するたびに、コンサートを行うたびに、「最高」を更新し続けて現在に至るのだ。

Hey!Say!JUMPが飯島派からジュリー派へ？

「Ride With Me」が発売されたのは、2013年12月25日、そしてコンサート「Live with me in TOKYO DOME」が行われたのは2014年の5月10、11日。

「Hey!Say!JUMPが飯島派からジュリー派に移動したのではないか」とウワサされたのはこの頃だ。

派閥についての真偽はともかく、確かにJUMPが上昇気流に乗り、グループだけでなく個人の仕事も急激に増やした時期だった。

2014年のJUMPのお仕事をざっと書き出してみよう。

JUMP大躍進のさなかに行われたドームコンサートが「Live with me」だ。知念くんが「忘れられない大好きな作品」というのもうなづける。

「Live with me」の意味

コンサートタイトルの「Live with me」は、直訳すれば「一緒に暮らそう」だ。「一緒に生きていこう」「僕らについてきて」というニュアンスからは、Hey!Say!JUMPの自信を感じる。

デビュー時にいきなり東京ドームでコンサートを開催したが、客席が埋まらなくてアリーナ席やスタンド席までつぶしたというHey!Say!JUMP。デビューから7年がたち、アイドルとしてようやく手ごたえをつかんだのだろう。

セットリストと見どころ

「Live with me」は、キラキラの王道アイドルでありながらレベルの高い歌とダンスを武器にする、今のHey!Say!JUMPの原点だといえる。

セットリスト

コンサートのセットリストは以下の通り。

「Live with me」DVDの見どころ

スクリーンにはモノクロのオープニング映像。コールに合わせて「JUMP」「JUMP」の文字とメンバーの顔。「DEAR.」や「PARADE」などの作りこんだ映像と比べると、わりとあっさりした印象だ。

Ride With Me
せりあがったメインステージにJUMPが登場。
肩のあたりにピンクと水色のキラキラが入った白シャツ。袖口や裾、パンツは黒。軽やかでかわいい。

Hey!Say!JUMPには節目ごとに、ターニングポイントになる曲が存在しているが、「Ride With Me」はまさにそれ。この曲が、大所帯Hey!Say!JUMPの群舞を武器に変えたのだ。

Come On A My House
聴けばもれなくカレーが食べたくなる「Come On A My House」だ。
この曲は、その歌詞から「担降り促進ソング」などとと呼ばれることがあるらしい。

Come On A My House
「彼が好き？」
(JUMP！JUMP！)
Come On A My House
「僕が好き？」
(JUMP！JUMP！)
Come On A My House 答えを
(JUMP！JUMP！)
Come On A My House 聞かせて
(JUMP！JUMP！)

Hey!Say!JUMP『Come On A My House』作詞：Komei Kobayashi

Time
衣装は、赤の上下に黒のインナー。

「Time」には作詞の雄也の恋愛観が顕著に現れている。「サヨナラもべつに いいじゃん」は、「人生の全てがモテ期」だという雄也ならではの歌詞だ。ひとつの恋愛に執着しないところが非常にかっこいい。

そしてわがエース山田涼介は、こういうジャニーズ歌謡曲を歌わせたら日本一なのである。

Beat Line
メインステージに一列に並ぶJUMP。キレッキレのダンスが見事にシンクロしている。
光くんのあおりでJr.と花道に散っていく。そして会場の大歓声！コンサートに行きたくなる。

Together forever
薮くんが歌い出しで、しっとりと聴かせてくれる。

7コーナ
・GET!!
圭人のあおりで7コーナスタート。全員でのバク転がかっこいい。

・Oh! My Jelly!〜僕らはOK〜
そして「Oh! My Jelly!」はひたすらかわいい！

BESTコーナー
・スギルセツナ
ピンクの椅子を使うBEST兄さんの柔らかくてかわくてかっこいいパフォーマンスにうっとりしていると、おもむろにコント「モテたいシリーズ筋トレの巻」が始まる笑。

・ス・リ・ル
直前までふざけているのに、歌いだすとゾクゾクするかっこよさ。さすが！
そしてオチの筋肉インナーに変身してからのダンスがおかしいやら色っぽいやらでムズムズする笑。

桜、咲いたよ
衣装は花柄のスーツ。最高に似合っている。

School Girl

ラインダンスが最高！手の上げ方からジャンプの高さまでそろっているHey!Say!JUMPは、やはりすごい。

切なさ、ひきかえに
振り付けはs**t kingzさん。くるくる変わるフォーメーションをピタッと合わせるJUMPにうっとり。薮くんが担当した歌詞が心に響く。

JUMPバンド
・Go To The Future!
パステルの柄の入ったつなぎがかわいい。
Jr.が旗を振りながら花道を走り回って盛り上げてくれている。JUMPばかり見ていて気づいてなかったかも。

FOREVER
山ちゃんの雄たけびから始まる激しくてかっこいい曲。ステージからバンバン火を噴く特効がすごい！移動しながら激しく歌い踊る姿は、現在のJUMPのパフォーマンスにもつながっている。
伊野尾くんの頭にちょこんと乗る帽子がかわいい。

真紅
激しいダンスと切ない歌詞がたまらない。

僕はVampire
メンバーそれぞれの
「僕はバンパイア！」
に貧血を起こしそうになる。

間奏のダンスがかっこいい！
特効がバンバンと火を噴き気持ちがたかまる。

アンコール

ファンとスタッフからのサプライズで、ペンラの光で会場全体に「LOVE JUMP」の文字が浮かびあがり、サプライズがあり大感激のメンバー。

AinoArika
このアンコールでの「AinoArika」が素晴らしい。

メインステージの階段を下りながら瞳を合わせるいのひか。そこに自然に集まり、肩を組むBEST兄さん。それをうれしそうにみつめる知念くん。

そしてやまゆとだ。

光くんに促されて、山ちゃんのそばに走るゆーてぃ。
見つめ合うやまゆと。
ゆーてぃからのキスに照れる山ちゃん。
山ちゃんをおんぶして花道を走るゆーてぃ。
やまゆとの雪解けの瞬間だ！
もう最高じゃないか！！

さらに、雄也と向かい合って
「運命の人は雄也です」
と歌う伊野尾くん。
大ちゃんパートの
「しっくりきてなかったけど」
につづく。
そして山ちゃんの
「みんなと会えてとても嬉しい」
と歌ったあとの笑顔がきれいで泣ける！

スクール革命

続く「スクール革命」も、JUMPのわちゃわちゃが会場のあちこちでさく裂していて、最高に幸せな気持ちになる。
JUMPの仲の良さがこのアンコールに凝縮されてるのだ。何度も繰り返して見てしまう、大好きな映像だ。

シークレット映像を見る方法

「ライブツアーsmart」のディスク2、この「Live with me」を最後まで見るとキャプチャーに出現する「Boom!」という吹き出し・・・↓↓

コレをクリックすると…

「FOREVER」で会場のスクリーンに映っていた、めちゃカッコいい映像が見られるのだ。