その11 いよいよデビュー『Ultra Music Power』は名曲だ!

Hey!Say!JUMPの歴史をたどる旅・・・11回目はデビュー曲『Ultra Music Power』についてです。

『Ultra Music Power』は名曲だ

 

2007年9月21日に結成されたHey!Say!JUMP。

9月24日にデビューを発表し、11月14日にCDデビューとなる。

晴れのデビューなのだが…メンバーや残された仲間たちの心境を思うと複雑である。

前回の記事↓↓↓

その10 Hey!Say!JUMPはみんなに祝福されて生まれたグループじゃなかったんだ…。

 

2007年9月24日

Hey!Say!JUMPは横浜アリーナで行われていたコンサート『JOHNNYS’Jr.Hey Say 07 in YOKOHAMA ARENA』でデビュー曲『Ultra Music Power』を披露して結成を発表した。

この様子はTV番組『HEY! HEY! HEY!MUSIC CHAMP』で中継されていて、今でもネットを検索すると見られる。

ここまでHey!Say!JUMPの過去を探ってきたひるねこ…それぞれの気持ちを思うと、この日に披露された『Ultra Music Power』はスゴく特別なものに思えて泣ける。

 

Ultra Music Power

デビュー曲…『Ultra Music Power』はオリコン週間ランキングで初登場1位を獲得している。

今でも歌番組などでよく歌ってくれるが…スゴく好きだ。聴けば聴くほどJUMPそのもののような気がして、作詞したMSSさんという人物が気になって仕方がない。

 ゆうてぃのパート『喜び悲しみ受け入れて生きる』

JUMPの成り立ちの悲喜こもごも…それぞれが抱えている気持ちを全て黙って受け入れて前に進んで行く。

裕翔は入所以来ずっと光の中を歩いて来たような子なので、この時は悲しみなど知らなかったかもしれない。

だが、この後に起こるセンター交代劇、その後しばらく続く劣等感と悩み…山ちゃんとの確執まで予言しているみたいでぞくっとする。

すっかり大人になった裕翔だが、ここを歌うたびに彼は今でもでもほろ苦い気持ちになるんじゃないかと想像してしまう。

 セブンの歌う『ありのまま立ち向かえ、痛み感じても…』

デビュー直後にメンバーが感じるアウェー感、祝福されていない感、自分たちが感じているうしろめたさなどは、ジュニア経験のない圭人をはじめ、メンバーみんなが感じていた痛みだと思う。

歌もダンスもトークもちゃんと出来ていないのに先輩より先に、仲間を置いてデビューしてしまった罪悪感だ。必要以上に周りの目が気になったんだろうし、劣等感も感じただろう。

でも『ありのまま現実に立ち向かえ』と自分たちを鼓舞するかのような歌詞である。

やぶひか『誰でも皆が孤独な戦士』

2人が背中合わせで歌う姿が切なすぎる。

言葉は悪いが結果的にYa-Ya-yahのメンバーとファンを裏切り、新しいグループに入ったふたり。

しかも初期のHey!Say!JUMPでは怒られ役も憎まれ役も引き受けて、メンバーに厳しい言葉を掛け続けた。あまり表には立たず、縁の下から支える役回り…。2人にしかわからない孤独な戦いがいっぱいあったことだろう。

bestの『信じてるんだ。あきらめないんだ。独りじゃないさ。』 光『蒼い蒼い地球のため そうみんなのため。』

心細くて不安な気持ちを「自分を信じろ!諦めるな!独りじゃないぜ」って鼓舞して頑張って夢を掴むのは「蒼い(切ない)地球(こころ)のみんなのため」って歌ってるんだ。

自分たちじゃなくてみんなのためだって…。デビューする時に傷つけたたくさんの人の心、切なくなっちゃったみんなの心を自分たちが頑張って温かい太陽のように幸せにする、そんな曲なのかもしれない。

 この後のセブン『東の空へと』best『明日をつかまえに行くのさ』知念『風をきれ!』

ここ一番好き。辛かった諸々の事を素直に受け入れて軽やかに飛び立つ感じ。知念の『風をきれ〜』ってホントに爽やかな風が吹く感じがする。

 

この曲をデビュー曲にしているHey!Say!JUMPが好き!

デビューから今までの道のりは、ちょっと懺悔みたいだなって思った。

自分たちのためよりもみんなのため、潰してしまった2つのグループに関わったすべての人のために、とにかく前を向いて与えられたチャンスに全力で取り組む。立場上、面と向かって謝ったり言い訳したりできないからひたすら行動してきた、そんな感じがする。

ホントのJUMPって

Hey!Say!JUMPは「ジュニアのエリート集団」「温室育ち」「苦労を知らない」なんて言われることがあった。それでも大好きだったけれど、今は印象がまったく変わった。Hey!Say!JUMPはエリート集団などではなくて「歌えない、踊れない、喋れない」からはじまったグループだった。

温室で育った子もいれば雑草のような子もいたけれど、デビューまで…デビューしてからも苦労しなかった子なんていなかった。今のJUMPを思うと、みんながホントによく頑張ったんだな〜と思う。

全てのジャニーズに

それはJUMPだけの話じゃなくて…

ジャニーズのグループすべてに、それぞれ素敵な物語があるんだろうなって思った。オーディションからデビューまで、デビューした後も…どの子に焦点を当てても絶対に物語がある。

だからみんなジャニーズに惹かれるんだね。

 

次回最終回です↓

最終回 そして現在へ…!もっともっと君たちを知りたくなった。

 

Hey!Say!JUMPの歴史を探る
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