八乙女光 礼讃。ひかにゃんは才能の塊…なのか?

前回の記事を書きながらひるねこの頭の中にむくむくと膨らんだ疑問。

光くんはなぜ『村長』が読めないのに名作『Come Back…?』の詞が書けたのか?

いったい八乙女光の頭の中はどうなっているのか?検証してみた。

八乙女光とは?

ひるねこは伊野尾慧が大好きだ。わけもなく、ただとてつもなく好きなのだが………実は最近光くんが気になってたまらない。なんならメロメロである笑。

メイキングやバラエティーなどでふざけている時の顔とは違う、JUMPバンドでベースを弾いている時や、メンバーを後ろから見守っている時の光くんがいい。そんな時の光くんは、余裕があって少し大人っぽく男らしく見える。我ながら、マニアックで分かりづらいとは思うが…笑。

脳で分類してみよう

少し前の記事で山ちゃんと伊野くんをそれぞれ有言実行型不言実行型に分類した事があった。

いのやまは本当に不仲なのか?山田涼介と伊野尾慧、真逆なふたり。
Hey!Say!JUMPの山田涼介と伊野尾慧…。一時期は不仲がささやかれたふたりだが本当のところはどうなのだろう?情熱的な山ちゃんとテキトーと呼ばれる伊野尾くん…一見真逆に見えるふたりの視線の先は結局は同じなのではないか?今回はJUMPの美しきふたりいのやまについて考えてみた。

その時から思っていたのだが、割と単純で、精神論を信じ、縦の序列を重んじる(ジャニーズの先輩を大切にしている)山ちゃんは体育会脳である。

対するいのちゃんは理系脳…さらに言うなら…分析が大好きで、合理的で少し頑固な性格は職人堅気な技術者系脳ではないか。

光くんは芸術家脳

「〜脳」で考えたら、光くんは芸術家脳だろう。

「可愛いは作れる」と言ういのちゃんが、よく考えて計算して行動しているのに対して、光くんは感じたままに、直感で動いている。考える前に感じる…感じたままに動く、直感勝負みたいな人なのだ。

少し考えたらすぐに解ることを考える前に発言してしまうから、言い間違えが多い。

スク革で今週もいじられていたね。「バカのスピード違反」だって。命名した内村さんはさすがだ。光くんの脳内スピードをわかってらっしゃる。

Hey!Say!JUMPの書く歌詞

ところでひるねこは『Come Back…?』を光くんが作詞作曲したと知った時から、光くんは天才だと思っている

JUMPメンバーか書く歌詞はそれぞれ個性的ですばらしい。

たとえば、薮ちゃんの歌詞は短編小説のようだ

ひるねこがベスト兄さん達の曲で1番好きなのが、薮ちゃん作詞の『スクランブル』である。切ないメロディーと当時のHey!Say!BESTの美しいビジュアル、美しいダンス、それにあの歌詞がピタリとはまる。

一番好きなフレーズは“皮肉のような雲一つない空を見上げて、かじかんだ手を空にかざした “だ。美しい情景や登場人物の切ない表情までも見える、上質な短編小説のような曲。何度でもリピートしたくなる。

大ちゃんの歌詞はキャッチーだ。メロディーと歌詞がうまく一体化して耳に残る。

『RELOAD』の“佇む君にmellow mellow”とか『UNION』の“隙を狙って奇をてらう”“シンボルに掲げるのは三自由士”など印象にのこるフレーズが満載だ。コピーライターみたい。ホントに上手い。

『Come Back…?』

光くんの詩は難解だ。『Come Back…?』は詩だけ読んでも「なんのこっちゃ?」な曲である。

“降りみ降らずみ行為が 恋をより混乱させる”

ん???

“鈍、廃、奇、美、乱、どうした?君の錯乱する愛”

え?なんの話?

ところが、不思議なことに、何も考えずにただこの歌を聴くと、情景が写真のように見えてくるのだ。それもぞっとするような美しい男女の修羅場が。物が散乱した部屋の雰囲気も二人の息遣いまで感じられる。

薮ちゃんや大ちゃんの曲のように詞を理解して曲とマッチングするのではなくて、光くんの曲はただ感性で聴くものなのだと思う。全く難解な歌詞も、理解しようと思わずに歌詞カードを眺めてみると、文字の並びが美しいのである。そしてやはり頭を空っぽにして眺めると、写真のように断片的に情景が見えてくる。これって絵画や写真の鑑賞の仕方と同じだよね。

薮くん、光くん大ちゃんの合作である『UNION』の歌詞には、それぞれの個性が際立っている。

光くんのスピード感溢れる難解なラップ詞から始まり、大ちゃんの甘い声にキャッチーな単語がリズミカルに踊る。…からの薮ちゃん…まさに帝王の風格で圧倒的な歌唱力で歌い上げる。3人の声が重なり疾走してラストへ…。名作である。この時のユニット曲は他に『3月14日〜時計』『ペットショップラブモーション』それぞれ素晴らしい!)

そんな中で光くんの詞はひときわ個性的である。大ちゃんと薮ちゃんの詞がわかりやすい言葉で綴られているのに比べて光くんの難解な詞が際立つ。

“人生は陰と陽の交差  信頼は人と人の等差 欣快は流した汗と涙…”

ここがすごく好き。ただ韻を踏んでいるだけでなく、言葉の選択や、あてる漢字に至るまで秀逸だ。

たとえば「欣快(きんかい)」のところは、歌詞カードを見なければ「金塊」を当ててしまう。流した汗と涙が宝物…みたいな意味で。でも、そうではなくて「欣快」なんだよね。恥ずかしながら、最初に歌詞カードを見たときに、意味がわからくてググってしまった。

欣快とは、最高にうれしくて、心地いいこと。つまり、「流した汗と涙が極上の喜び」という意味になる。その方がよほど深いよね。光くんは本当に凄い。

ところで、この難しい詞を光くんはたった3日で書き上げたそうで、薮ちゃんと大ちゃんはかなり煽られたらしい。頭で考えながら創作する薮ちゃんや大ちゃんと違い、感性で創作する光くんは閃いたら一瞬で完成してしまうのだろう。

光くんの才能は底知れない。そろそろまた、新作を創作して欲しいな。

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